初めて動物病院に行く際には、事前の準備が大切です。スムーズな診察を受けるために、動物種ごとに必要なものを紹介します。
子犬・小型犬の場合
子犬や小型犬は、ハーネスとリードを付けて安全に連れて行きましょう。ペット用キャリーを使用するのも安心です。
中〜大型犬の場合
中型犬や大型犬には、ハーネスとリードをしっかり付けて連れて行きましょう。もし攻撃的だったり、噛み癖がある場合は、口輪をつけて安全を確保しておくと安心です。他のペットや人とのトラブルを防ぐためにも、十分な対策を取ってください。
子猫の場合
子猫はペット用キャリーに入れて動物病院に連れて行くと良いでしょう。キャリーがない場合は、段ボールやカゴなどを代用することも可能です。その場合は、蓋付きで上から開けられるデザインであり、呼吸ができるようにしっかりと換気が確保されていることが重要です。中にはペットシーツやタオル、新聞紙を敷いて、快適かつ清潔に保てるようにしましょう。
成猫の場合
成猫には、上から蓋を開けられるタイプのペット用キャリーが最適です。慣れているカゴやリュックなどでも代用可能です。特に怖がりな猫には、キャリーの上から布をかけて目隠しをしてあげると安心しやすくなります。攻撃的な猫の場合は、洗濯ネットに入れてからキャリーに入れると、診察がスムーズに進みます。
うさぎの場合
うさぎには専用のキャリー、または上から蓋を開けられるタイプのペット用キャリーを用意しましょう。キャリーの底にはタオルやペットシーツを敷きますが、かじりそうな場合は、シーツの上にすのこや網を乗せると良いです。また、うさぎは空腹に弱いので、チモシーやペレットを一緒に入れておくと安心です。
ハムスターの場合
ハムスターには、プラスチック製の透明な飼育ケース(虫かご)がおすすめです。このケースは、ハムスターが入ったままでも視診ができるため、動物病院での診察がスムーズに行えます。ケースの中には、普段使っている床材を少し入れておくと安心しやすく、底にキッチンペーパーを敷くのも清潔に保つための良い方法です。脱走を防ぐために、必ず蓋付きのケースを選びましょう。また、小動物用キャリーも市販されており、持ち運びに便利なのでおすすめです。
共通して持参するもの
- 飲み水と水入れ:待ち時間や移動中に水分補給ができるように用意しておきましょう。
- おやつ:処置を嫌がって暴れた時の気をそらすために便利です。
- ティッシュ、タオル、ビニール袋:待ち時間や移動中にトイレをしてしまった際の片付け用です。
- 必要書類:犬や猫のワクチン接種証明書、犬の狂犬病予防接種証明書と鑑札があれば持参しましょう。また、ペット保険に加入している場合、保険証があれば忘れず持参しましょう。
動物病院によっては、ティッシュやビニール袋、ペットシーツなどが用意されていることもあります。また、飲み水や容器を貸してくれる病院もありますが、念のため自分でも用意しておくと、万が一の時に安心です。
このようにしっかりと準備をしておけば、初めての動物病院訪問もスムーズに行えます。
動物病院に行くときは、ペットの安全と快適さを第一に考えて準備しましょう。
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