こんにちは、獣医師まるです!
ペットの病気やケガはいつ起こるかわかりません。そんなときに役立つのがペット保険。
でも、「本当に必要?」「入ったほうがいいの?」と迷う方も多いですよね。
今回は、獣医の視点からペット保険のメリット・デメリットをわかりやすく解説します!
1. ペットの治療費ってどのくらいかかる?
動物病院の診療費は、人間のような健康保険がないため全額自己負担です。そのため、治療内容によっては高額になることもしばしば。
例えば、診察にかかる費用は診察料+検査費用+処置費用+薬代が基本。
軽い症状なら1万円前後で済むこともありますが、骨折や重い病気の場合、一度の診察で数万〜数十万かかることもあります。
突然の出費にびっくりする飼い主さんも多いんです。
もしペットが突然体調不良になり、数十万円の診察代がかかったら、皆さんはどうしますか?
2. ペット保険のメリット👍
ペット保険に入ることで、こんなメリットがあります。
- 高額な治療費の負担を軽減できる
入院、手術、精密検査は特に大きな出費となります。 - 費用を気にせず最適な治療を選べる
限られた予算では限られた治療方針になります。 - 若いうちから入ると保険料が安い
健康なうちに入れば毎月の負担は少なくなります。 - 持病や高齢になると加入が難しくなる
保険会社にもよりますので、各プランを早めにチェックしておくと安心です。
実際にあった「費用面で迷ったケース」
ある日、食欲不振で来院したわんちゃん。
飼い主さんの話を聞くと内臓の病気が進行していることが疑われました。
でも、検査や処置の費用が高額になると聞いた飼い主さんは、「払えるか不安…」と悩み、検査を省いて対症療法を選択されました。
もちろん対症療法がダメなわけではありません。
治療方針を立てる上で『費用』が選択の幅を狭くしてしまうことがあるのです。
このように、ペット保険があれば費用面の不安を減らし、より適切な治療を受けやすくなることがメリットの一つです。

3. ペット保険のデメリット👎
もちろん、ペット保険にはデメリットもあります。
- 毎月の保険料がかかる
使わないともったいなく感じることも。 - 補償対象外の治療がある
歯科治療や持病は適用外のことも。すべての病気やケガに対応できるわけではありません。 - 年齢とともに保険料が上がることが多い
人の保険も同じような仕組みですよね。
「思ったより補償されなかった…」こんなケースも
「低価格のプランに入っていたため、手術費用は補償されたけど、入院費は自己負担になった…」という例もあります。
保険によって補償範囲が違うので、事前にしっかり確認することが大切です!
4. ペット保険はこんな飼い主さんにおすすめ!
ペット保険が向いているのは、こんな飼い主さんです。
- 高額な治療費に備えたい
- 最善の治療を受けさせたい
- 遺伝的に病気になりやすい犬種・猫種を飼っている
短頭種の呼吸器疾患、短足種の椎間板ヘルニアなど。 - 複数のペットを飼っている
医療費がかさみやすいためです。
ペットの種類やライフスタイルによっても、保険の必要性は変わります。

まとめ
ペット保険は、「入っていれば安心」なものですが、飼い主さんの状況やペットの健康状態に合わせて判断するのがベストです。
もし保険に入らないなら、「代わりにどう備えるか?」を考えておくことが大切。
例えば…
✔ ペット用の貯金を作る
✔ いざというときの支払い計画を立てておく
「うちの子に必要かな?」と迷ったら、まずは資料請求や試算をしてみるのもいいですね!
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